ガーター
ガーター
日本ではあまり馴染みのないガーター。
英語圏の国々、特にイギリスにおいて、衣類がずり落ちるのを防ぐ機能を持つものをガーターと呼ぶようです。
ですから女性のストッキング留めだけではなくサスペンダーやアームバンドなどもガーターに含まれます。
16世紀頃から靴下留めとして男性が着用し、中にはリボンを使うような華やかなものもあったようです。
イギリスの最高勲章であるガーター勲章はこの靴下留めに由来されるのだそうです。
ガーターには2種類あり、押さえるタイプはガーターリング、クリップで留めるタイプはガーターベルトといいます。
ガーター
ガーターベルト 発案者
ガーターベルトの発案者は、フランスの建築業者であるアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル氏。
パリのエッフェル塔の建築に深くかかわりのある人物です。
ガーターベルトが作られた1920年代。
当時流行していた社交ダンスを踊るときに、はいているストッキングがずり下がってくるのを防ぐためにガーターベルトが発明されたと言われています。
建築業者であった氏がどのような経緯でガーターベルト発案に至ったのでしょうね。
ガーター
ガーターストッキング
ガーターストッキングとは、ひざ上もしくは腿までの丈のストッキングのことを指します。
パンティーストッキングが普及する前のストッキングは、ずり落ちるのを防ぐため、ガーターベルトを使って腰の部分とストッキングの上端とをつなげて留めていました。
その後ずり落ちの少ないパンティーストッキングが普及し、ガーターベルトは面倒な事もあっていったんは廃れましたが、上端部分のゴムを強化するなどの工夫をしてガーターベルトを使わなくてもずり落ちを減少させたノンガーターストッキングが市場に出回るようになってからは、一部の人たちに好まれているようですが、取り扱いが不便なことから現在ではあまり使用されていません。
ガーター
ガーターリング
ガーターリングとは、太ももまでのストッキングを留めるために太ももにはめて使うリング状のバンドの事です。
キャットガーターと呼ばれる事もあります。
最近では本来の使用方法とは違って、スカートやショートパンツと合わせてアクセサリーとして好んで着ける人が増えてきたようです。
隠すのではなく見せるのが最近の流行です。
通販で取り扱っている事が多いように思います。
メイド服のコスプレやゴスロリファッションでのお洒落なアイテムとしても注目されています。
ガーター
結婚式でガーター
欧米では、結婚式で花嫁が使用した物を未婚の参列者に投げるという風習があります。
これには「幸せのおすそ分け」をするという意味があるのだそうです。
投げられた物を受け取った人は次に結婚できると言われています。
このうち女性向けのものはブーケ・トスといい、日本の結婚式においても見られる風景ですが、男性向けのものをガーター・トスといいます。
花嫁が結婚式で左足に着けていたガーターを、花婿がドレスの中に
もぐり込み、手ではなく口を使ってはずします。
はずしたガーターを花婿が未婚の男性に投げるというものです。
これに使われるガーターは太ももにはめるガーターリングで、右足に残ったガーターは取っておいて、赤ちゃんが産まれた際に赤ちゃんのヘアバンドとして使う事で幸せになれるとされています。